割れた窓ガラスの応急処置方法!クリアファイルとテープで簡単にできる

割れたガラスの応急処置の方法

割れた窓ガラスの応急処置方法

窓ガラスが割れた際に自分でガラス修理について調べてから業者に依頼することの大事さが分かったかと思いますので、業者に依頼するまでの時間稼ぎとして「窓ガラスの応急処置について」を紹介します。

しかし、今回紹介するのは短時間を想定した応急処置方法ですので、この方法を試した後は必ず専門の業者に修理を依頼してください。

割れたガラスの片付け

まずは割れたガラスの片付けからです。割れたガラスで怪我をする危険性がある為、作業をする際は軍手(なければ手袋)を装着し、足を覆うスニーカー等の靴を履いて作業をしてください。

底が厚い靴が望ましいですが、スリッパやサンダルなどは皮膚にガラス片がささることがあるので避けてください。

大きな破片は手で慎重に拾い、新聞紙などでくるみます。小さな破片はほうきとちり取りでかき集めましょう。掃除機で吸うのはおすすめしません。

ある程度片づけられたら、粘着ローラーでコロコロ細かい破片を取っていきましょう。集めたガラス破片は不燃ゴミとして出してください。

応急処置

割れたガラスの穴によって異なりますが、クリアファイルや下敷きなどの大きさの物をこちらで代用します。穴が大きい場合などはホームセンター等で売っているアクリル板を使用します。

テープは養生テープが望ましいですが、家にない場合はガムテープで代用してください。ただし、紙テープはNGです。水でふやけて剥がれてしまいます。

ベランダや小窓などのガラスの場合は雨風が入ってくる外からクリアファイルをあてがい、テープで隙間なく貼ってください。浴室やお風呂場などは内側にクリアファイルをあてがい貼ってください。

応急処置が終わったら、水かけてみて漏れていないかを確認しましょう。漏れていた場合はテープの貼り方が甘いので水をふき取ってから再度貼りなおしましょう。

これでしばらくは雨風をしのげると思いますので、その間にガラス修理について調べることができます。

稀に、応急処置をしてそのまま放置されている方がいますが、大変危険なので放置するのはやめましょう。あくまで応急処置です。なるべく早く交換するようにしましょう。

もし数年放置していて、再び物などが当たり、窓ガラスが割れた場合には、既にガラスに穴が開いている為、耐久性が低くなっておりガラス全体が割れ、破片の飛び散り方も多くなります。その破片によって大怪我をしてしまうこともありますので、放置はせず必ず修理をしてもらうようにしてください。